小雪(しょうせつ) のんびり日記

日々残ったことをつらづらと

魚のぬた

11月24(25)日 木曜(金曜)

日付が変わった

 

「魚のぬた」を観て祖母が作ってくれたご飯を思い出した。

うちの両親は共働きだったので

夕飯の時間を過ぎて帰ってくる母の代わりに

祖母がほぼ毎日夕飯を作ってくれた。

 

祖母が夕飯を作る台所は東の窓に面して

流しとコンロがあり

寒い季節も冷たい水で

手がガサガサになってもお湯でお皿を洗うことはなかった。

 

祖母のご飯は畑で採った野菜中心で

たまに苦いのやあまり子供が好んで食べることのない様なご飯もあった。

 

その中でも「魚のぬた」は今でも覚えていて

「ぬただ」と言って出してくれて

新鮮な魚の歯ごたえとぬたは私は好きだった。

 

毎日 一日中畑仕事をして

そのあと作ってくれる祖母のご飯を私はちゃんと作れているのか。

「ちゃんと手伝いを」と叱ってほしい。

 

小雪(しょうせつ)